せっかくプログラミングしても、実機で動かせなければ全く意味がありません。
これがまた面倒な作業が必要です。
ezplus機で Javaを動かす為には、KJX形式に変換しなければなりません。
まずは、jadファイルに定義を追加します。
エディタで、c:\J2mewtk\apps\helloworld\helloworld.jadを開いて下さい。
最後尾に、以下の2行を追加して下さい。
MicroEdition-Configuration: CLDC-1.0
MicroEdition-Profile: MIDP-1.0
DOSプロンプトを起動して、jarファイルのあるフォルダへ移動します。
cd c:\J2mewtk\apps\helloworld\bin\
次に KJXファイル作成コマンドを発行します。
java -jar c:\KJX_tool_kit_Ver2_0\Tools\Dir1\KJXArchiver.jar -c helloworld.jad helloworld.jar helloworld.kjx
続いて、チェックサムを付けます。
java -classpath c:\CRC CRC helloworld.kjx
Javaアプリのようなマイナーなものに、一般的な Webサーバーが対応しているわけがありません。
そこで、自分で設定を行います。
但し、利用を行っているサーバーが .htaccess環境ファイルが使えない場合は、ジ・エンドです。
この yun.cup.comのあるサーバーは、C言語もOKと言う自由度の高いサーバーですので、その辺は全く心配はありません。
.htaccessに下記定義を追加して下さい。
AddType text/x-hdml;charset=Shift_JIS .hdml
AddType text/vnd.wap.wml .wml
AddType image/bmp .bmp
iアプリと違って、直接 KJXファイルをダウンロードする事はできません。
テストといっても、わざわざダウンロードページを作成しなければなりません。
download.lzhを展開した中に、雛形が入っていますので、それを使いましょう。
helloworld.kjxをダウンロードする為に変更した dnld.hdmlは以下の通りです。
<hdml version="3.0" markable="true"> <choice key="url" title="ezplus"> <action type="accept" task="gosub" dest="device:data/dnld?url=$url" label="OK"> <br> <center>helloworld <ce value="http://「CGIへのURL」/download.cgi&name=helloworld.kjx&size=1587&disposition=devkdjx&title=helloworld">helloworld </choice> </hdml>
このファイルと、download.cgiファイルを一緒に、アップロードします。
当たり前ですがハマりどころですので書いておきますが、download.cgiには実行権限を付けて下さい。
後は、実機からアクセスしてみるだけです。
非常に面倒です。初心者には到底この手順を踏むことは不可能でしょう。
プログラミング環境を一発インストールで行えるようにして欲しいです。