Nanashi-soft読み物LightWave 3D


◇LightWave 3D −AutomatonToolsの初期設定−

Automatonはモーションを補助するプラグインです
人体を動かすような複雑なIK作れない人にお勧めです
森之宮先生のモデルデータで説明します

○ダウンロードする

・Mt.Fj
http://noboyama.sakura.ne.jp/

・2008/06現在のダウンロード方法
右の LightWavePluginの下にある AutomatonTools2.6をクリック
『こちらのページからダウンロードしてください。』をクリック
AutomatoTools 2.6をクリック

○インストールする

実は、書いてある説明通りにインストールできません(汗
私はこれで使えている。と言う方法を書きます

・AutomatonTools26.zipを解凍
・Automatonフォルダ以下全てを、C:\LightWave_9\Plugins以下にコピーする
↓この位置ね
C:\LightWave_9\Plugins\Automaton\
・Layoutを起動して、上のユーティリティ→左のプラグイン編集をクリック
・プラグイン編集ダイアログの右のスキャンディレクトリをクリックして、Automatonをクリックして OKボタンをクリック
すると『40個のプラグインが、201個のファイルから追加されました』と表示されて、組み込みが完了する

・最後に、Automaton\pluguinフォルダにある『IKSlidHolder.lwo』ファイルを、一番上の LightWave_9フォルダにコピーする
もしこれを行うのを忘れると、後で不具合が発生して悩む事になります

○mqo形式から変換する時の注意点

先生のファイルを Metasequoiaで読み込んで、lwo形式で出力する際に以下の設定で行う

・サイズがそのままでは大きすぎるので小さくする
拡大率1.050×-3桁で出力する
そうすると、先生の身長は145cmになります(私は低い女の娘が好み)
・Z軸を反転する
なぜか Automatonは Lightwaveのプラグインでありながら、Z軸が反転していないのがデフォルトなのです
・曲面をフリーズしない設定はお好みで
ここにチェックを入れると、軽いデータになる反面忠実では無くなります。後で自分でサブパッチを当てるなどして調整します
あまり動かさないのであれば、チェックをはずしたデータの方が綺麗です

○スケルゴンを入れる

まず、Modelerでスケルゴンを入れます
サンプルのモデルデータからコピーして来てサイズを調整する作業になります

その前に、先生を地面に立たせます
・先生のデータを Modeleterで開く
この時、向きは上面図では上が正面、左面図では左が正面、を向いている事を確認して下さい
違っていたら、この時点で向きを変えて調整して下さい
正しい向きの画像

・中心をずらさないように、上に動かして足をY0に近づける
(背面図のY0付近を拡大して、上の変形→左の移動、Altキーを押しながら上キーで動かすと確実)
ここでちょっとでも歪ませてしまうと、後で問題が多発します、慎重に

あと、この説明では草履の底面を地面とします
なので、草履を脱ぐような仕草はできません(そんな事は難しすぎて私にはできませんし)

次にスケルゴンをサンプルモデルからコピーします
・Automaton\sample\lwo\eve_HarfWeight_type21.lwoを開く
・スケルゴンをコピーする
下のポリゴンをクリック
下の状態をクリック
ポリゴン状態ダイアログが開くので、スケルゴンの左の+をクリックして選択
左の編集→コピーを選択
・スケルゴンを貼り付ける
右上の eve_HalfWeight_type21▼をクリックして、先生のモデルデータを選択
そのすぐ右の<>ボタンで、モデルデータが入っていないレイヤーを探して、選択する
左の編集→貼り付けを選択

ここからは、レイヤーパネルで説明します
出し方は、左のウィンドウ→レイヤーパネルね

次にスケルゴンサイズを調整します
・スケルゴンレイヤー選択
前景をスケルゴン、後景を表情−ノーマルにする
(前景はFの方にチェックで、後景はBの方にチェックね)
・サイズを調整する
上の変形、左のストレッチをクリックして選択
背面の0地点をクリックして、上下で高さ調整、左右で幅調整を行う
この要領で、対称性を崩さないように、股下や肩幅を合わせていく
上半身だけ選択してストレッチで伸ばしたりとかする
・指のスケルゴン
下のポリゴン、対称をクリックして、上面図で1本ずつ合わせていきます

この辺りは実際に動かしてみないとどうなるかわからないので、とりあえず大体でいいです
後で、おかしかったらやり直せばいいです。オート定義のプラグインがあるので、何度もやり直せます

最後に完成したスケルゴンを、表情−ノーマルに移動する
・スケルゴンのムーブ
下のポリゴンを選択し、状態をクリック
ポリゴン状態画面のスケルゴンの左の+をクリック
左の編集→切り取りをクリック
レイヤー画面の表情−ノーマルを前景にする
左の編集→貼り付けをクリック

再度スケルゴンの編集を行いたい場合は、逆の手順で元のスケルゴンレイヤーに移せば良いです

○AutomatonToolsを適用する

スケルゴンまで完成したら、レイヤーに送って、Automatonの設定を行います

・レイヤーにモデルデータを送る
マニュアルにも書かれていますが、新規シーンにて設定を行う必要があります
確実な方法をして、Modelerの右上の▼→レイアウトにオブジェクトを送るをクリック
すると、新規シーンが作成されて中心にオブジェクトが設置されます

・AutomatonType2を実行する
その場でペアレントをオフにして下さい』
下のオブジェクトをクリックして、アイテムに「表情−ノーマル」を選択して下さい(スケルゴンデータのあるレイヤーです)
上のユーティリティ、左のプラグイン▼→AutomatonType2を選択して起動

Automaton Commander 2.25画面は以下のように設定(使い方によります)
FK/IK Blend Systemだけにチェックを付ける
IKSlidHolder Pathに、IKSlidHolder.lwoをちゃんとインストールしていない場合はパスを指定
WeightMapは Createを選択


OKボタンをクリックすると、「136本のボーンを作成しました」と表示されますが、まだ設定は終わっていません
もう一度 OKボタンを押すと、設定が開始されます
終わったように見えても、結構続きますのでご注意を(パソコン性能による。うちのは数秒)

これで初期設定は完了です


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