*** コンピューター ***


☆歴史
 私は歴史は嫌いなので,サラッと流します。
 当初のコンピューターは,あなたの世界よりも遥かに遅れた技術でスタートしました。
 やがて,あなたの世界と同じようにゲームが作られるようになりました。
 作られ続けるゲームに合わせて,コンピューターも次第に進化して行きました。
 そして丁度あなたの世界でWin95が騒がれている時に,遂に最終形態と豪語するコンピューター『リーブラ』(以下リーブラ)が発表された。
 M−3次元で平等を象徴とする女神リーブラの名を取った,そのコンピューターについて,これから説明を行います。

☆はじめに
 リーブラについての説明は非常に難しい為,あなたの世界で言う区分毎に説明を行ないたいと思います。
 〇入力装置
 〇画像出力装置
 〇中央演算装置(CPU)

☆入力装置
 ・キーボード
   並んだキーを叩いて入力を行なう装置。
 ・音声入力
   声や音により入力を行なう装置。
 ・視点制御システム
   目で見るだけでその位置の入力を行なう装置。
 ・念波入力
   心の中で思い絵描くだけで入力を行なう装置。
   現在では考えなくても予測して働くようになっている。

☆画像出力装置
 ありません。
 言わば世界そのものが,あなたの世界で言うディスプレイのようなものです。
 全ての物の位置がコンピューターで認識されており,空宙に突然表示ウィンドウが開きます。
 主に使われるウィンドウは以下の3つ。

 ・ヴィザブルウィンドウ
   自分はもちろん他人からも見えるウィンドウ。
   これは空間上に実際に表示している。
   ウィンドウ内で実体化させる事も出来る。
 ・シークレットウィンドウ
   自分だけしか見えないウィンドウ。
   脳に直接データーを送って表示している。
 ・ホログラムディスプレイ
   非実体の物体を表示する。
   主に多人数で共有する表示を行なう時に使う。
   ウィンドウ表示と違って枠が無い。
   本物との混同を防ぐ為に,完全実体化は禁止されています。

☆中央演算装置(CPU)
 つい最近まで使用されていたものは,あなたの世界の用語に当てるはめれば,
 3ビットSISCプロセッサー。
 内部キャッシュ,コプロセッサー無し。
 処理速度は1MIPS。
 と言った所でしょうか?

 あなたの周囲にあるコンピューターと比較してみて下さい。
 その能力の低さに驚く事でしょう。
 これは,あ空間ネット上に存在する為に,速度を上げる必要が無かった為に起こった現象です。
 その代わりに目に見えない程に小さいという特徴があります。
 構造を説明しましょう。

 あなたの世界と同じ様に,データーを電気信号に並べ変えて伝送し,演算を行ないます。
 電子ビット演算方法が取られており,水素原子の周囲に電子が無いと0,有ると1,分からないと2の3ビットで演算を行なっています。
 進化しなかった技術を詳しく説明しても仕方がないので,このぐらいにしておきます。

 しかし,これではあ空間上で時間停滞現象が問題になりました。
 間単に言うと,いくら時間軸が垂直に近いと言っても,多少は時間が経過します。その時間内で計算しきれない状況が起きる可能性が出てきました。
 そこで,現在では化学反応による連鎖反応を利用した演算装置に置きかえられている。



想像世界M−3次元