Nanashi-soft○プログラマ専用○Windows gcc SDL○
アドオンCDには、デフォルトでインストールされる 2.6.16とは別に 2.6.21も収録されています
このカーネルは、様々な改良が加えられています
従来の環境を壊さずにインストールして試す事ができます
まずは今のカーネルバージョンを確認します
uname -r コマンドを発行すると 2.6.16と表示されました
アドオンCDに入っている kernel-2.6.21-20070425.ppc64.rpmをインストールします
rpm -Uvh kernel-2.6.21-20070425.ppc64.rpm
そうすると、新しいカーネルが追加され、どちらでも起動できるようになります
/etc/kboot.confの中身を見ると、新しいカーネルの定義が追加されているのがわかります
新カーネル 2.6.21で起動するには、再起動して kboot:と表示された時に linux21を入力して下さい
kboot: linux21
uname -rコマンドで確認すると、2.6.21-rc7-ge7d08bc3のように表示されるはずです
・終了コマンドが効かない!
haltや rebootを入力するとフリーズします(ぁ
終了したい時は、boot-game-osコマンドを入れて、やっぱりフリーズするので、電源ボタンを2回ピッと鳴るまで押し続けて電源を落とす必要があります
それでも、次の起動時に時々おかしくなるので、電源を入れる時に2秒ほど押し続けて初期化起動させなければならない事があります
・SDLのSDL_SetVideoMode動作が異なる
カーネルにダイレクトフレームバッファと言う機能が追加されており、メインメモリ上に仮想画面が用意されています
この影響で、画面モードの自動切換えが可能になっています
但し、自動取得を行おうとすると、時々コケます(ぉ
どうやら、現在の画面モードよりも、SDLで指定した画面サイズが大きいとおかしくなるようです
利点もあります
今までは実画面と SDLで指定した画面がピッタリ一致していなければ、グチャッとなっていましたが、異なっていてもきちんと描画されるようになりました
・コントローラが認識しない
何が原因かわかりませんが、カーネル2.6.16ではきちんと認識していたプログラムが、認識できなくなりました