*** Guardisn Angel スピ魅 <前知識> ***
○背景
このシナリオは,私の想像した世界M−3次元上のコンピューターゲームとして製作された物の移植という形になります。
ゆえに,あなたの世界ではありえない事も,当然の事として表現されている場合があります。
○物語は第2章から
この物語は仮想の原作がある事として語られています。
その仮想の原作の第1章には「……省略……」と書かれています。
この省略された第1章は後に語られる事になります。
○第2章プロローグ(仮想の原作から抜粋)
……と言う理由でスピ魅は死んだ。
こんなささいな事で人間が死ぬとは誰も思わなかった。
奴隷として働いていた彼女にとっては,幸せだったのかもしれない。
……私が死ぬ予定で無かったってどういう意味かしら?……
そんな事を考えながら,死界をフワフワとしていた。
彼女は本来ならば死界にいる人間では無いので,行く所が無いのだ。
天使「あのースピ魅さんですよね?」
見るからに天使と言うような娘が近づいて来た。
スピ魅「そうだけど?」
天使「暇だったら手伝って頂けませんか?」
スピ魅「何を?」
天使「みなさんをお助けするのです。」
スピ魅「……なんだかわかんないけど,暇だからいいよ。」
天使「まぁ!……言ってみるものですね。」
スピ魅「え?……。」
天使「あ……いえ,何でもございませんわ。」
こうして,スピ魅はある村を見護る仕事を任され,守護霊となって元の世界へと戻って来た。