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◇Unityでゲーム開発 -Terrain(テレイン)使用方法(1-
カルナノードunity 東方Project版向けの地形作成説明です
パソコン無料版,Android・iOSの廉価版の構成で作成するものとします
Sceneの上にオブジェクトを置く事が基本です
デフォルトのカメラは,その範囲を映し出すように設定してあります
Terrainは地形を作成するツールで,物語の舞台だけでなく,背景も形成する意味を持ちます
●Assetの準備
プロジェクト作成時にチェックしていなければ,以下の Assetを追加して下さい
メニューの Assets→Import Package
・Terrain Assets
・Water (Basic)
標準機能以外に,いくつかツールをプロジェクトに追加します
メニューの Window→Asset Store
・Terrain Assets
様々なTerrain用テクスチャーやモデルデーターが追加されます
Google codeから Terrain Toolkit 1.0.2.zipをダウンロード[2013/03現在]
https://code.google.com/p/unityterraintoolkit/downloads/list
プロジェクトを開いた状態で,TerrainToolkit_1_0_2.unitypackageをダブルクリックすると importできます
●Terrain生成
Unityメニューの Terrain→Create Terrainを選択
そのまま,メニューの Terraing→Set Resolution...を選択
Set Heightmap resolutionダイアログが開きます
Terrain Width : 地形のX軸方向サイズ
Terrain Height : 地形のY軸方向サイズ
Terrain Length : 地形のZ軸方向サイズ
Heightmap Resolution : 地形ポリゴンの解像度(大きくするほど地形ポリゴンが細かくなります)
Detail Resolution : 頂点座標の解像度(大きくするほど思った場所に地形上のオブジェクトを配置できます)
Detail Resolution Per Patch : その描画精度(大きくするほど遅くなる)
Control Texture Resolution : テクスチャー解像度
Base Texture Resolution : 通常は使用されない? 互換性の為にある?
※普通は Control Texture Resolution=Heightmap Resolution+1の値に設定するとバランスが取れる
背景としても使用するので,広い範囲で指定します
カルナノード上のシーンは 10m四方の空間ですので,10倍ぐらい取っておきます
※Unity上の 1マスは 1mです
Terrain Width : 100
Terrain Height : 25
Terrain Length : 100
Heightmap Resolution : 513
Detail Resolution : 1024
Detail Resolution Per Patch : 8
Control Texture Resolution : 512
Base Texture Resolution : 512
大体こんな感じに設定すれば心地よいと思います。大きすぎるとスマホに優しくありませんし,小さすぎるとショボい感が増します
●Terrainの Inspector設定
とりあえず世界の中心に移動しておきます
Terrainの Inspectopr→Transform→X:-50 Y:0 Z:-50
Terrain Toolkitをセットアップ(使用する場合のみ)
Hierarchyの Terrainをクリック
メニューの Component→Terrain→Terrain Toolkitを選択し,Inspectorに追加
これで初期設定完了です
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