Nanashi-softプログラマ専用Unityでゲーム開発


◇Unityでゲーム開発 -Mecanimを使ってキャラを動かしてみる(1-

かなり前に,キャラモデルにモーションを付ける。と言うのをやりました
Unityでゲーム開発ページにある『キャラモデルにモーションを付ける』の内容です
あれから,Unity3Dがバージョンアップを繰り返して,機能が大幅にアップしました
Mecanim(メカニム)と言う,キャラクターモデルを制御する為の仕組みもその内の一つです

以前は Blenderでモーションを付けていました
それが,メカニムと Locomotion(ロコモーション)によって,歩く・走る程度の事は設定するだけで可能になりました
Humanoidと指定する事で,人型としての動作は自動的に組み込まれる便利さです

その方法を調べたものを書き留めておきます(主に将来の自分用)

○プロジェクトに必要なデータをインポートする

新しいプロジェクトを作成します。この時,特にどのパッケージも入れなくて構いません

そこに,モデルデータをインポートします
Projectの下にある Create→Folder
フォルダ名を,kaguyaに変更

今回もモンテコアさん作のモデルデータ集を使用します
東方兎歩法より,輝夜(カグヤ)データを使いましょうか
TEX_QUARTERフォルダを,kaguyaの下にドロップ(先にテクスチャーをインポートするところがポイントです)
KAGUYA_COLLADA.daeファイルを,kaguyaの下にドロップ

インポートした KAGUYA_COLLADAをクリック
Inspectorの Rigをクリック→Animation Typeを Humanoidに変更
Configureボタンをクリックすると,セーブ先を聞いてくるので,kaguyaフォルダの下に kaguyaと言う名称で保存,保存時にダイアログが出たら Applyをクリック
そうすると,Inspectorに人型の図が表示されて,Sceneにボーンが表示されます(シーンに配置されたわけではありません)
ボーンが解析されて,自動的にマッピングされている事がわかると思います
Inspectorの下の Doneボタンをクリック

次に,アニメーターを追加します
kaguyaフォルダをクリックして,Projectの下にある Create→AnimatorController
KaguyaAnimatorControllerのような名称にしておきます

次に,Asset Storeから Locomotionをダウンロードします
メニューの Windows→Asset Storeでアセットストアにアクセスする
右上の Searchから『Mecanim Lomotion Starter Kit』(公式無料)を検索する
ダウンロードして,プロジェクトにインポートする
Locomotion Setupというフォルダが追加されるはずです

以上で,必要なデータのインポートが完了です
↓こういう構造になっているはず




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