Nanashi-soft○プログラマ専用○Windows gcc SDL○
SDLはフルスクリーンモードでの描画を前提として開発されているようです
よって、基本機能にウィンドウ表示時の制御は無いと考えて下さい
SDL_SetVideoMode(「横サイズ」,「縦サイズ」,「色深度」,SDL_SWSURFACE);
ウィンドウを「横サイズ」×「縦サイズ」にて表示します
ですからタイトルバーとフレームの分、これよりサイズが大きくなる事になります
「色深度」は、現在のほとんど全てのパソコンは32bitなのですが、稀に16bitの場合があります
ゲームを作る上でマイナーな環境を考慮すると、パフォーマンスが低下するので、32bitカラー用に固定するのが良いでしょう
・固定ウィンドウ
SDL_SetVideoMode(640,480,32,SDL_SWSURFACE);
ウィンドウサイズは変更できず。最小化と閉じるボタンのみ表示されます
・可変ウィンドウ
SDL_SetVideoMode(640,480,32,SDL_SWSURFACE | SDL_RESIZABLE);
最初のサイズ640×480で、ユーザーがウィンドウサイズを自由に変えられます。最大化ボタンも表示されます
SDL_RESIZABLEイベントに変更後のサイズが届くので、それを見て表示を制御します
ちなみにフルスクリーンは
SDL_SetVideoMode(640,480,32,SDL_SWSURFACE | SDL_FULLSCREEN);
但し、おかしなモードにするとディスプレイを壊す可能性があるので、このようなサイズ決め打ち指定は推奨されません
あと、ウィンドウモード時に、SDL_HWSURFACEやSDL_DOUBLEBUFでビデオメモリを割り当てるのは避けて下さい
その辺りの制御はOSの仕事ですので、余計な事をすると誤動作の原因になるようです
SDL_WM_SetCaption(「文字列」, NULL);
どこに記述しても構いません
この関数が呼び出された瞬間に変わります
日本語で表示したい場合はUTF-8で書いて下さい
手っ取り早いのは、ソースをUTF-8で保存する事です
タイトルだけなので、根性で乗り切る事も可能です
例えば「あ」のUTF-8コードを調べて
char s[4];
s[0]= 0xe3;
s[1]= 0x81;
s[2]= 0x82;
s[3]= 0;
SDL_WM_SetCaption(s, NULL);
こんな感じでやってもちゃんと表示されました(笑)
……などという機能はありません
必要な人は拡張ライブラリを探してみましょう