Nanashi-softプログラマ専用Windows gcc SDL


◇Windowsでgcc+SDL -C++で書きたい(g++)-

実は gccは C++を解釈させる事ができます
それを g++と一般的には呼ばれています

C++で 1ファイルに全部記述する事は無いと思うので、makeで説明します
その為に先に Makefileの説明を行いました

○g++の約束事

ソースファイルの拡張子を .cpp にして下さい
ヘッダーファイルはそのまま .h で良いです

○Makefileをg++に書き換える

ソースコンパイルの .c.oを .cpp.oに変更する

.cpp.o:
	$(CC) $(CFLAGS) -c $<


リンクオプションに、-lstdc++を追加する

LIBS	= `sdl-config --libs` -lstdc++

依存関係などは、コンパイル済みの .o で定義しているので変更する必要はありません

この Makefileでビルドすると、C++で記述したソースが使えます

○サンプル

・C++ソース例。testsrc1.cppにて保存

class testsrc1{
	unsigned char *gra;
public:
	testsrc1(){
		gra= new unsigned char[640*480*3];
	}
	~testsrc1(){
		delete []gra;
	}
};

・Makefile記述例

CC		= gcc
CFLAGS	= -msse2 -O2 `sdl-config --cflags`
LIBS	= `sdl-config --libs` -lstdc++
TARGET	= test
OBJS	= testsrc1.o

$(TARGET):	$(OBJS)
	$(CC) -o $(TARGET) $(OBJS) $(LIBS)

.cpp.o:
	$(CC) $(CFLAGS) -c $<

testsrc1.o: testsrc1.h

あとは makeするだけでビルドされます


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