○ワンダーウィッチ [導入編]

・パッケージが届いて

ちゃんとパッケージ化されてたんだ
送付されて来た箱を開けた時にそう思った。
てっきり,パチパチの袋にキットだけが包まれて送られて来ると思っていた。
これなら店頭販売も可能だろう。

開けると,CD,マニュアルに加えて,ケーブルが2本と,カートリッジらしき物が入っていた。
さすがにワンダースワン本体は入っていない(当たり前だ(^^;),後で買って来よう。

それと『最新ソフトウェアへの更新のお願い』と書かれた用紙が入っていた。
どうやら製品出荷直前に問題が発覚したらしい。
ソフトとバグは抱き合わせ商法なので(^^; サポートされるなら気にしない。

・使用許諾書を読む

このようなソフト開発キットの場合,一番重要な事がある。
それは「製作したソフトをどこまで配布する事が可能なのか?」だ。
これによって,製作出来るソフトジャンルが決まって来る。

使用許諾書がマニュアルの1ページ目にあるのも珍しい。
作成したプログラムは自由に配布可能な旨が読み取れる。
普通に趣味で作成して配布するレベルでは全く問題無し

・CDの中身を見てみる

私はマニュアルを読まないので(^^; とりあえず,CDの中身を見てみる。
ルートに WWitch.exeがあるので,迷わずダブルクリック(^^;
Dドライブに変更して,インストール完了。

もう1つ,Turbocが入っている。
C++Builder5を使ってプログラミングしたいので,とりあえずインストールしない。

スタートメニューを見ると……あれ? インストールした WWitch.exeが無いゾ?
直接インストール先のフォルダを見たが,DOSソフトらしきアイコンが羅列していた。
経験上,このような状況でソフト起動すると,自滅する恐れがあるので,マニュアルを読む事にした。

・Meg

マニュアルを見ると,ソフトインストールの次に,Megと言うシェルについて説明されている。
……が,このプログラムの起動方法が書かれていない(?_?)
よく分からないうちに,ワンダースワン本体の説明に移っている……。

やっぱり私はマニュアルを読むのは嫌いだ。読み手の状況が考慮されていない事が殆どだからだ。
開発ソフトの説明なら,いきなりプログラミング方法から説明していいんだ!

・ハードウェアについて

目次を見ると,ハードウェア仕様があったので,先にハードについて見る。
はっきりいって,実物をCMでしか見た事が無いので(笑),どんなハードなのか全く知らない。

CPU:
 16bit 86互換 3.072MHz

メモリ:
 フラッシュメモリ(カートリッジ内) 512KB(ユーザ領域 384KB)
 SRAM(カートリッジ内,電池バックアップで消えない) 256KB(ユーザ領域 128KB)
 本体内蔵RAM(電源OFF時に消える) 16KB(ユーザ領域不明)

画面:
 224×114pixel 8モノクロ階調(16階調中 8階調同時表示)
 8×8pixelのキャラクタを単位として,画面表示を行なう。キャラクタは 512まで定義可。
 画面全体を覆うスクリーンが2枚。スクリーンは 32×32キャラクタで構成される。
 スプライトは,128キャラクタ。但し水平ライン上には 32個までの制限がある。

キー:
 X,Y,A,B,STARTの5つ。
 ボタン同時押しを判定するのに,制限があるようだ。

通信:
 シリアルポート,全二重通信

音源:
 4チャンネル PCM音源

・環境設定

目次を見ると,開発手順を説明したチュートリアルがある事が分かった。

インストール先を C:\WWitch以外にした場合は,環境設定が必要だそうだ。
こんな事はインストーラの仕事だ。時期バージョンでは修正するように。

しかもちゃんと説明されていないゾ(^^;
太字の部分を書き替える,でいいんだよね?
○\bin\setup.bat
REM
REM setup bat file for Windows platforms
REM
REM Copyright (C) 2000 Qute Corporation. All rights reserved.
REM

set PATH=C:\WWitch\bin;C:\WWitch\lsic86ww\bin;C:\TC;%PATH%
set TZ=JST-9
set MAKEDEFAULT=C:\WWitch\lsic86ww\bin\makedef

○\lsic86ww\bin\_lcc86ww
# _lcc86ww: configuration file of LSI C-86 for WonderWitch on Windows
-DLSI_C_WW -DLSI_C -O
-XC:\WWitch\lsic86ww\bin
-IC:\WWitch\include
-IC:\WWitch\lsic86ww\include
-LC:\WWitch\lib
-LC:\WWitch\lsic86ww\lib
-T$TEMP
-k "-Fc -T 20000 -TDATA 10000"
-acrt0jpn2.obj $LCC86 &
-llibww -lruntime

次は,MS-DOSプロンプトから,\bin\setup.batを実行するんだな。
実は,エクスプローラからファイルをダブルクリックしても同じなので,面倒だからそうする(^^;

環境変数のための領域が足りません
……こう言う場合,どうなるのでしょうか?(^^;
サポートセンターに電話 03-3847-6666 などと言う事は迷惑なのでしないように!(^^;;

こう言う場合‘今は’領域が足りないと言うだけの事で,Windows起動時なら大丈夫だ(と思う(^^;)。
そこで,システムエディタ(C:\WINDOWS\SYSTEM\Sysedit.exe)を起動して,Windowsの環境ファイルに突っ込む。
AUTOEXEC.BATの最後に \bin\setup.batの内容を貼り付けて,Windowsを再起動する。

MS-DOSプロンプトから,setコマンドを入力すると,無事パスが通って OK!!(^_^)
こういう事をさせないように作れ!

・コンパイル

こうして,ようやくCソース記述の説明に入った。
お約束の Hello Worldにて説明が行なわれている。

ちょちょっと入力して,コンパイルしてみる。
やっぱりコンパイルは DOSプロンプトからなのね。ちゃんとした普通のGUI統合環境が欲しいな。
lcc86 -o hello.bin hello.c

lld: runtime.lib: No such file or directory
ふーむ……サポートセンターに電話 03-3847-6666 (だから止めろっちゅうに(^^;)

エラー内容としては『runtime.libファイルが見つかりません』なので,ファイルを探してみる。
\lsic86ww\lib\runtime.libに該当ファイルがある。
要は見つかれば良いんだよね? じゃあ,hello.cと同じフォルダへコピー(笑)

lcc86 -o hello.bin hello.c
無事コンパイルされた(笑) ライブラリパスが変だゾ!(・・メ

・WonderWitch転送形式へ変換

次は,WonderWitch転送形式に変換する。
マニュアル通りに cfファイルを作成。

また,DOSプロンプトから実行。
mkfent hello.cf

『mkfent: hello.fx 521 bytes (5 blocks)』
と表示され,初めて問題無く動いた。
CUI環境はパソコン毎に癖があるので,トラブルが絶えない。早急にGUI環境を構築して欲しい。

・エミュレータが無い!?

それで,次は転送……お? いきなり実環境で動かすのか?
普通,デバッグ用のエミュレータがあるものでは?

要するに,このパッケージは開発者向けの開発ライブラリであって,一般向けでは無いと言う事か。
そう考えると,マニュアルの半分はライブラリ仕様の詳細であり,かなり突っ込んだ部分までも制御可能なようで,評価出来る。

とりあえず,下記のものがデバッグに必要だと分かったので,以降はこれらを揃えてからだ。
・ワンダースワン本体(2台)
・対戦通信ケーブル

・ホームページ

そう言えば,アップデートをするように促す紙が入っていた事を思い出した。
早速アクセスを行なうと,ユーザーIDとパスワードを聞いて来る
……そんなものどこにも書かれていないゾ!!

そう言えば,CDキーも無いのに,CDの裏に番号が書かれてあった。
それを色々な方法で入力してもダメだった(;_;)
サポートセンターに電話 03-3847-6666 (これはさすがに,しても良いと思うな(^^;)

【追記】
夜にもう一度見にいったら,発売日の7月18日オープンだと告知するページが表示されるようになっていた。
……と言う事は,発売日よりも前に届いた事になりますね。ネット販売の得権でしょうか?

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