しばらく触っていなかったので、かなりライブラリが変わった可能性がある。
キュートのサイトで確認する。
http://wonderwitch.qute.co.jp/
とりあえず、一括更新自己解凍プログラムをダウンロードして実行する。
デフォルトインストールから、あえて何も触っていないので、これで最新ライブラリになったはずだ。
……と思ったら、LSI Cのアップデータは別ファイルになっているらしい。
忘れずにダウンロードし、同一フォルダ上に上書きしておこう。
次に、FreyaOSのアップデートだ。
1. 本体にカセットをセットし、Bボタンを押しながら電源オン
2. Recv Systemを選択し、Aボタンを押す
3. ファイルをダウンロードして、TransMagicを起動。
4. メニューのカートリッジ(C)->FreyaOS(R)->アップグレード(Y)
5. completedが表示されれば完了
TEST FLASHとか表示されるが、無視無視(^^;
最新のドキュメントをダウンロードして、準備完了。
DOS画面を起動し、コンパイラのチェックをする。
lcc86
……エラーになる。
そう言えば、OSを Win XPに変更したんだっけ(^^;
パスを再設定する必要がある。
WinXPの場合、パスの設定はコンパネから行う。
- スタートからコントロールパネルを開く
- パフォーマンスとメンテナンスをクリック
- システムをクリック
- 詳細設定タブをクリック
- 環境変数(N)ボタンをクリック
- システム環境変数(S)中の Pathをクリック
- 編集(I)ボタンをクリック
- 変数値(V)の後ろに『;c:\WWitch\lsic86ww\bin;c:\WWitch\bin』を追加する。
- OKボタンをクリック
- OKボタンをクリック
- OKボタンをクリック
- コントロールパネルは普通に閉じて完了
こんな感じだな。
もちろん LSI-C以外のコンパイラを使う場合は、そのコンパイラに合わせてくれ。
DOS画面を一度閉じて、開き直す(そうしなければパスが有効になりません)
lcc86
今度はバージョンが表示され、OKだ。
試しに、Hello Worldをコンパイルしてみる。
C:\WWitch>lcc86 hello.c
can't open: C:\Documents/lc0009AC.0: No such file or directory
can't open: C:\Documents/lc0009AC.1: No such file or directory
can't open: C:\Documents/lc0009AC.2: No such file or directory
can't open: C:\Documents/lc0009AC.3: No such file or directory
can't open: C:\Documents/lc0009AC.4: No such file or directory
うぉ! 何だこのエラーは……
Documentsなどというフォルダは、ウィッチ環境には存在しないし……
色々調べた結果、Windows XPでのテンポラリフォルダ位置がマズい事が判明した。
LSI-Cでは、フォルダ名に空白は使えないのに、XPのテンポラリは c:\Document and Settings\〜になっているのだ。
このようなテンポラリ領域は何で使っているか分からないので、lcc86の環境変数の方をいぢってみる。
c:\WWitch\lsic86w\bin\_lcc86ww
を開いて、
-T$TEMP
の部分を
-Tc:\WWitch\temp
のように、自分でパスを切る。
忘れずに、c:\WWitch\tempフォルダを作成しておこう。